FIFAクラブワールドカップ準決勝「アル・アハリvsバイエルンミュンヘン」をGKをチェック!
FIFAクラブW杯の準決勝は、アフリカ代表の「アル・アハリ」と、ヨーロッパ代表ので、マヌエル・ノイアー選手がキャプテンを務めるバイエルンミュンヘンの対戦、2-0でバイエルンミュンヘンが決勝へ駒を進めました。
年末に開催されていたクラブワールドカップですが、新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大により、日程が変更されて行われています。
その中で、各大陸を勝ち抜いてきたチームのゴールキーパーがどのようなプレーを行うが注目されますよね。
FIFAクラブワールドカップ準決勝「アル・アハリvsバイエルンミュンヘン」をGKをチェックしていきましょう。
その中でも、アル・アハリのゴールキーパー、モハメド・エル=シュナウィ選手のプレーに目が止まりました。
エジプト代表にも選ばれる32歳
モハメド・エル=シュナウィ選手は、2018年FIFAワールドカップエジプト代表メンバーにも選出されています。
現在32歳で、身長は191cmの長身。
https://youtu.be/HO6I9J0i9K4
長身だが、動き出しのスピードは思っているよりも速いですね。
ただシュートへ反応する・・というよりは、しっかりとシュートへ足を運んでプレーすることも多いのが特徴です。
良い準備ができる堅実なプレーも!
気になったシーンですが、このように、バイエルンのカウンターからゴール前でFWが2人、DFが一人という状況になりました。
私がここで「賢いな!」と思ったシーンはポジショニングです。
カウンターで抜け出したところで、一気にポジションをゴールエリア付近前取っているんです。
これにより、シュートコースを一気に狭めることに成功しました。
シュートを諦めたのか、フリーのもう1人の選手へパス。
モハメド・エル=シュナウィ選手は予測していたと考えられます。
パスが出た瞬間にはすぐに動き出しました。
足元に留めた形にはなりましたが、躊躇することなく前に飛び出します。
勇気を持って、フロントダイビングでブロッキングを仕掛けます。
その結果、シュートは外れていきました。
数的不利を数的同数へ
ポイントはモハメド・エル=シュナウィ選手選手が前に出た時、仲間DFがモハメド・エル=シュナウィ選手の出たスペースをカバーしに来たことです。
そうすることによって、モハメド・エル=シュナウィ選手は思いっきり前に飛び出すことができます。
カバーを信じて後ろのことを気にしたプレーをしていません。
FW2枚、DF1枚でしたが、モハメド・エル=シュナウィ選手を入れると2vs2です。
2vs1+GKと考えると、ゴールキーパーはシュートストッパーとして、前に出らずに構えたかもしれません。
緻密な計算ができるゴールキーパー
戦略があると言いますが、緻密な計算ができるゴールキーパーがモハメド・エル=シュナウィ選手と言えるでしょう。
強豪バイエルンミュンヘンに2失点こそはありました。
しかしながら、随所に好プレーを見ることができました。
その中でも、ただポジションを取るというよりは、先を読みながらプレーをしている印象です。
ぜひ皆さんも先を読むプレーを目指してみてください。
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